猫の皮膚肥満細胞腫の切除

最近急に大きくなってきたという高齢猫の皮膚腫瘤を細胞診(FNA)した結果、肥満細胞腫であることが分かった。猫は比較的良性タイプのものが多いが、表面に潰瘍があり、直径2センチ大で増大傾向があるため、万一悪性だったことを考え、周囲2センチ以上のマージンをとり、深さ方向にも筋膜と皮筋も切除することにした。幸いなことにリンパ節腫大や脾臓や肝臓などの腹部臓器には腫瘤病変はなく、胸部にも異常がなかった。術前と術中、術後の写真を下に示す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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